** Eriko Kusuta's World ** 楠田枝里子公式ホームページ **
■ マフィンの、誕生日
■ マフィン、10歳になる
■ マフィン、自宅療養中
■ マフィン、入院する
■ マフィンと、10年
■ メリー・クリスマス!
■ さよなら、HYUちゃん
■ マフィンがうちに来た日
■ 大好き、ダンボール箱
■ もりもり食べています
■ 猫ドック、検査の結果
■ 不安な、猫ドック
■ 大地震で、10円ハゲ
■ マフィン、9歳になる
■ ねえ、ねえ、ねえ
■ 豆を追いかけろ!
■ お正月の、マフィン
■ また今年も、サンタ・マフィン
■ ルームシューズと一緒に
■ マフィンの年齢は?
■ ネコの受難
■ マフィンの「イビキ」
■ ラムネちゃんの輪っ
■ またたびポワソン
■ ねむねむ、大好き
■ マフィン、8歳になる
■ 撮影、成功しました
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■ お正月は、お殿様気分
■ 今年も、サンタ・マフィン
■ お風呂場のマフィン
■ シャワーを浴びるネコ
■ またもや、掃除機
■ 掃除機で、お昼寝
■ 健康診断の結果は?
■ 「痛い」なら、よくわかる
■ 付き添いネコ、マフィン
■ マフィン、7歳になる
■ 紙は足りていますか?
■ お花が、大好きさ
■ お年玉が、嬉しいな
■ サンタの季節がやってきた
■ エアロバイクにタックル
■ ピンチ、マフィンのご飯
■ 消臭剤と、除菌剤
■ シャンプーで、ウンチ
■ ノルウェージャンは、今
■ マフィン、嵐の猫ドック
■ ナカヨシ、ナカヨシ
■ マフィン、6歳になる
■ やっぱり和食も
おいしいね
■ イタリア料理は
おいしいね
■ 新年は、豪華な晴れ着で
■ 今年も、サンタさん
■ ごめんね、ごめんね
■ お水を、飲みにいくよ
■ 初めての「猫ドック」
■ 暑いのが、キライ
■ 初めての「血液検査」
■ お留守番は、大成功
■ かっこいいっ、
GジャンにGパン
■ マフィン、5歳になる
■ ご飯、ちょうだい
■ 赤鬼さんも、よく似合う
■ 今年もめでたい
招き猫
■ クリスマスが、やってきた
■ ちょっぴり、ヤキモチ
■ クールに決めた
マフィン
■ 以心伝心、マフィンと私
■ かわいい災難に
大笑い
■ 暑い日は、ここが一番
■ シャンプー好きの、ネコ
■ バースデー・プレゼント
■ マフィン、4歳になる
■ マフィンの、耳そうじ
■ マフィンと、一緒に寝たい
■ 新年は、お殿様気分で
■ 12月の、サン
タ・マフィン
■ マフィンの、ため息
■ 紙で遊ぶの、大好き
■ ライフ・ジャケットを着る
■ えらいぞ、マフィン
■ 「ねむねむ」に夢中
■ マフィン、奥の手を使う
■ ちょっとだけ、反抗期
■ マフィン、3歳になる
■ 「お手」の教え方
■ 丸い背中が、語っている
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■ なんてこった、マフィン
■ ネコが、歌をうたう?
■ 初めての、ペットシッターさん
■ 教えなかったこと(2)
■ 教えなかったこと(1)
■ 「お手」と「おすわり」
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■ 嵐の、TVデビュー
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■ 秋の日の、マフィン
■ けなげな、マフィン
■ マフィンと、ランニング
■ お母さんの名前は?
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■ マフィン、1歳になる
■ ハッピー・バースデイ
■ おやすみ、マフィン
■ バスタブにおっこちる
■ ボーイフレンドがやってきた
ボーイフレンドがやってきた
楠田枝里子
テレビ番組のスタジオで出会って、それはもうお互いに、一目惚れだった。
通常どんなケースでも、突然スタジオの強烈なライトの下に立たされたら、緊張して固まるか、興奮して訳がわからなくなってしまうかである。
ところが、彼は違っていた。
落ち着き払ってあたりを観察し、出演者の間を回って挨拶をしていたかと思うと、私のところでぴたりと立ち止まり、愛らしい大きなアーモンド・アイで、まっすぐに私を見つめた。
そして「ここに決めた」とばかりに、私の膝の上に飛び乗って丸くなり、そのまま一時間も眠りつづけたのだ。
仕事柄スタジオで数え切れないほどの動物を扱ってきたが、こんな魅力的な「大物」は初めてだ。
彼は、まだ生後二箇月の仔猫だった。
一人暮らしのうえ、しょっちゅう旅で家を留守にしている私に、動物が飼えるわけがなかったのだが、ひらめいた。
事務所で、面倒を見ることにしよう。
日中は勿論、忙しいスタッフのための宿泊設備も、私の部屋もあるから、ネコも寂しい思いをしなくて済む。
というわけで、仔猫との生活が始まった。
甘えん坊で、私のそばを片時も離れない。水に濡れるのが大嫌いにもかかわらず、お風呂場にまで一緒に入ってきて、バスタブから一番遠い角にちんまり我慢して座っている。
トイレにだって付いてくる。
会議中は、すぐ隣の椅子に寝そべって、終わるのを待つ。
飽きてくると、前足を伸ばして私をつつき、「ねぇ、ねぇ、遊ぼうよ」と誘ってくる。
私ときたら、もう一日中彼のことが気になってしようがない。
仕事は手に付かないし、泊まり込みで世話をしているうちに睡眠不足でフラフラ。
この夏は、小さな「大物」に振り回されっぱなしである。
2002年7月
あ、雪が降ってきた、
きれいだニャー
ボクの大好きな、
お魚の爪とぎ
「猫の手帳」2003年1月号に、ボク、堂々4ページも登場しています。 見てね!